お金に関する知識

元を取れるか考える必要なし!医療保険に入るべきなのはこんな人!

「医療保険って、入っても元が取れるの?」

 

保険は、マイホームの次に高い買い物といわれています。

だから、損はしたくないですよね?
元をとれるかどうか考えるのは、よくわかります。

何も考えずに保険に入る人も多い中、そうやって検討することはとても素晴らしいことですねヽ(o´∀`o)ノ

 

では、FP(ファイナンシャルプランナー)の私が、みなさんにその答えをお教えしましょう。

 

「元をとれるかどうかなんてわかりません。
そもそも、元をとれるかどうかを考えるのは間違っています」

 

えええ!じゃあ、どうすればいいの?

 

医療保険、元をとることを考えるのは間違っている!

ビル・ゲイツが保険に入らなくていい理由

なんで、元をとることを考えるのがおかしいのでしょうか?

 

理由はたったひとつ

保険は「元をとるために入るもの」ではないから。

 

保険は
「万が一の事が起きた時に、経済的に破たんしないために入るもの」
です。

 

ビル・ゲイツは
自動車保険に入る必要がありません。

なぜなら
車で誰かをケガさせてしまい賠償金として何億円も払うことになっても、彼は何兆円も資産を持っているので、経済的に破たんすることがないからです。

普通の人は、何億円も賠償金を払う余裕なんかありません。
だから、みんな自動車保険に入るのです。

 

保険に入る目的は、全てこれです。
あなたの家計が破たんすることを防ぐためなのです。

会社だと節税のために生命保険に入ることもありますが、それは例外中の例外ということで・・・。

元をとれるか?なんて計算しても無駄!

 

それに
元をとれるかどうか?なんて計算(予測)をいくらしてみても無駄です。

 

なぜなら

・今後、自分がどれだけ病気やケガをするかわからない

・医療のレベルは、今後も上がっていく

 

「医療のレベルが上がっていく」というのは
今では入院や手術が必要な病気・ケガも、将来飲み薬や通院だけで治るようになって結果的に保険金が何も出ない可能性もある、ということです!

他にもいろいろ理由はありますが

とにかく
「未来のことなんて、何もかもわからない」
から、無駄なんです。

 

時々耳にしますよね。

「ちょっとした病気で入院したら、医療費以上にお金がもらえて海外旅行に行けちゃいました♪」

みたいな話。

これは
「そういうラッキーな人もいるんだな」
というだけのこと。

たまたま宝くじが当たったような話ですので、保険を選ぶ際の参考にはしないように。

 

とにかく
元がとれることを期待するのはやめましょう!

本当に医療保険に入るべきなのはこんな人!

自由に使える貯金があるかがポイント!

では
医療保険に入るべき人はどんな人?

それは、こんな人です。

 

十分な貯金がない
(自由に使えるお金が50万円以下が最低ライン)

貯金はあるが、家の購入など目的があるので、病気やケガをしたときに取り崩したくない

 

つまり
「明日、突然大きな病気やケガをしたら、経済的にまずいことになってしまう人」
です。

 

大きな病気・ケガになっても
「高額療養費制度」というのがあるので、自腹で払う医療費は上限が決まっています(年収などにより上限は異なる)

ここでは詳しく解説しませんが
治療費だけなら、月に10万円くらいでおさまるでしょう。

ということは
貯金が50万円もあれば、だいたいの病気・ケガの治療費はまかなえるはずです(ガンはのぞく、詳しくは最後の段落で)

 

ただし、病院のベッド代が別途自腹だったり、収入が減るおそれもあるので、できれば100万円は自由に使えるお金があったほうがいいかも・・・。

「自由に使える貯金が100万円もあれば、医療保険に無理に入る必要はない」
のです。

毎月貯金してるから医療保険に入らなくてもいい?

大事なことは
「明日、突然病気やケガをしたときに、貯金で耐えられますか?」
ということ。

なので
「私は毎月貯金をしてるから、医療保険には入らなくてよい」
というのも少し違います。

 

「毎月貯金をしていても、現時点の貯金額で耐えられないのなら、とりあえず掛け捨ての安い保険に入っておく」

のが一番賢いですね。

掛け捨てとは?

病気やケガをすることなく保険の期間が終わり解約したときに、それまで払ったお金が一切戻ってこない保険。

何もなければ払った分がまるまる損になるが、その分月々の掛け金は安い。

 

そして、ある程度貯金が貯まった時点でさっさと解約する。

これが「突然の支出のリスクに備える」
という点で一番賢い医療保険の入り方だと思います。

 

「貯金が少なくとも50万円になるまでは、掛け捨てでもいいから医療保険に入っておく」
ひとつの目安として考えておきましょう。

がん保険は、医療保険とは別物

医療保険は、ある程度の貯金があれば不要というお話でした。

 

しかし!

がん保険に関しては、貯金があっても入っていたほうがいいと思います。
これは他のFPさんもよく言う話です。

 

なぜかというと

・他の病気に比べ、治療が長期化する傾向にある

・高額療養費が使えない薬、治療法がいろいろある

主にこの2つです。

 

がんは常に新しい治療法が開発されるため、公的保険制度がおいついていないのが現状です。
そのため、がんになった時に、お医者さんからこんな風に言われるかもしれません。

 

「もしかしたら、この治療法が有効化かもしれません。
でも、まだ公的保険が使えないので100万円かかります。やってみますか?」

 

自分や家族がこんな決断を迫られたときに
「お金がないからやめておきます」
と断る人が何人いるでしょうか?

 

がん保険は最先端治療などに備えて、一度に100万円単位のお金を受け取れる保障がついています。

なので、FPの中には「医療保険は入ってないけど、がん保険は入ってます」という人はたくさんいます。

 

がんになる確率なんて考えても仕方ありません。

「がんになってしまったときに、お金のせいで治療の選択肢がない」

これを避けることが、一番大切ではないでしょうか?

まとめ

 

医療保険のまとめ

・医療保険で元がとれるかどうかを考えるのは間違い。計算も不可

・貯金が十分でなく、明日病気やケガで入院したら経済的に危なくなる人は無条件で医療保険に入るべき

・がん保険は医療保険とは別で考える。高額な治療費に備え貯金があっても入っておくべき

 

ちなみに、私もがん保険には入っています。
しかも1人で2つも・・・(入りすぎ?(;゚д゚))

そのうち、医療が発達して
「全ての病気が、飲み薬で1日で治る時代」
になって、保険なんか入る必要がなくなれば一番いいんですけどね(´▽`)

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